Road to 2004 Rally JAPAN

2004年FIA世界ラリー選手権第11戦「ラリー・ジャパン」は北海道東南部十勝地方の中心都市、帯広市をホストタウンとして展開されるのですが、帯広市自体、東隣の池田町が十勝ワインの生産地という以外は何も観光資源がないような街ですが、酪農が盛んで北海道では裕福な土地柄であると聞いております。郊外にあるとかち帯広空港が帯広市のゲートウェイになるのですが、この空港は東京の羽田空港からは日に4便、関西空港と名古屋空港からは1便ずつ(いずれもJAL系列)、名古屋線に至ってはJAL系列のJ-AIRオペレーションのボンバルディアCRJ200という50人乗りのコミュータ機を発着させるような小さな空港です。ラリー期間中の混雑ぶりは推して知るべしといったところでしょう。木曜日のラリーショーと夜に行われる帯広市街のスタートセレモニーから見たい人は、木曜の昼間の内に直接帯広入りすればいいと思います。下記のRALLY JAPANのバナーをクリックして色々と調べられると思います。

ただ今年のラリー・ジャパンのルートマップとアイティナリー(競技行程表)を見ると、レグ1とレグ2は札内川河川敷でのスーパーSSを除けば帯広市街から北東に100q離れた「陸別町」を中心として展開されるので、時間等の都合で木曜夜に帯広市街で行われるスタートセレモニー&パレードランを見ないというのでしたら、木曜夜に陸別で泊まるか、もしくは北見と網走のほぼ中間にある女満別空港から北海道入りしてバスで北見へ行って1泊、朝一番の北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線で陸別入りするか、レンタカーを女満別空港なり北見市内なりで確保できればそれで陸別まで行くという手もあります。陸別からはSSまで行くシャトルバスが出ているし、レンタカーは3日分押さえておけば、かなり自由度のきく行動が可能ですし、ラリーが終わればとかち帯広空港や帯広市内の営業所に乗り捨て料金払って車両を置いてくればいいわけです。参考までに陸別までのモデルコースを記載いたします。

モデルコース1

東京国際空港(羽田)13:35発→(JAL1185便)→女満別空港15:15着/15:30発→(北海道北見バス)→北見16:15着/17:40発→(北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線)→陸別19:12着

モデルコース2 東京国際空港(羽田)17:50発→(JAL1189便)→女満別空港19:30着/19:45発→(北海道北見バス)→北見20:30着(泊)/6:02発→(北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線)→置戸6:38着/6:41発→(北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線)→陸別7:18着

女満別空港はとかち帯広空港よりは発着便数が多いところです。それでも発着便は東京発の4便を除けば名古屋、関空、大阪(伊丹)からの各1便の他は道内のコミュータ便だけなので、日本各地からのフライトがある新千歳空港から北海道入りしてJRの特急を利用して陸路で陸別へ行くルートも考えられます。JR特急の場合は航空機と違って座席定員制ではなく自由席車もあるので、余程のことがない限り乗車できるというメリットがあります。それに下記のモデルコース3では、上記2つのコースより交通費をぐっと低く抑えることが出来ます。場合によってはスーパーおおぞら9号で池田まで行かずに1つ手前の帯広で下車して、帯広駅前でレンタカーを手配して自走で陸別に行く手もあります(レンタカー営業所は20:00まで営業。要予約)。帯広から陸別まで大体2時間足らずで走れます。夜の北海道の国道を走るのはちょっとスリルがありますけど(^^;;

モデルコース3

新千歳空港17:49発→(快速エアポート177号)→南千歳17:06着/18:02発→(特急スーパーおおぞら9号)→池田20:01着/20:41発→(北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線)→陸別22:08着

再び北見経由。但し新千歳空港から北海道入りの場合ですが、新千歳から北見経由陸別のルートでは日着にするとJRの接続がよくないようで、接続云々を考慮すると陸別入りはやはり朝になるようです。モデルコース4として北見泊まりのコースも書きましたが、宿泊代金を節約したい向きには新千歳空港から一旦札幌に出て、網走行きの夜行特急「オホーツク9号」に乗れば北見で北海道ちほく高原鉄道の一番列車に接続できます(モデルコース5)。尚、この列車には寝台車が連結されていますし、札幌から北見まで6時間以上あって悪くはないのですが、個室でない寝台料金が安いビジネスホテルの倍ほどなので指定席車の方がいいような(汗)。因みにオホーツク9号を利用すれば沖縄の那覇空港は勿論のこと、八重山諸島の波照間島から行っても飛行機を石垣と那覇で乗り換えていけば同じように翌朝陸別入りすることができます。

モデルコース4

新千歳空港16:19発→(特急スーパーホワイトアロー21号)→旭川18:20着/19:08発→(特急オホーツク7号)→北見22:07着(泊)/6:02発→(北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線)→置戸6:38着/6:41発→(北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線)→陸別7:18着

モデルコース5 新千歳空港21:30発→(快速エアポート213号)→札幌22:09着/22:25発→(特急オホーツク9号-車中泊)→北見5:16着/6:02発→(北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線)→置戸6:38着/6:41発→(北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線)→陸別7:18着

安いということにかけてはJRの特急よりも高速バスの方が安いのは今や誰もが知るところ。鉄道で言う特急料金が必要ないのです。札幌-北見間なら夜行便もあります。鉄道車両と違ってダブルデッカー車を使う故に天井が低く幅が狭くて圧迫感がありますが、JR特急よりも幅の広いシートはある意味お得。しかしながら道路渋滞で時刻表通りに着かないこともあるし、なによりも座席定員制でチケットの手配を早めにしなくてはなりません(空港バスは予約無しで乗車)。

モデルコース6

新千歳空港15:53発→(北都交通バス)→札幌17:06着/17:30発→(北海道中央バス ドリーミントオホーツク15号-共同運行)→北見22:02着(泊)/6:02発→(北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線)→置戸6:38着/6:41発→(北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線)→陸別7:18着

モデルコース7 新千歳空港22:31発→(JR千歳線)→札幌23:20着/23:40発→(北海道中央バス ドリーミントオホーツク19号-車中泊)→北見4:40着/6:02発→(北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線)→置戸6:38着/6:41発→(北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線)→陸別7:18着

わたしが2002APRCラリー北海道を観戦したときはレグ1が帯広の南側だったので帯広から入って、宿泊も帯広だったのですが、当時保持していたJALのマイレッジ特典で航空券を確保する関係上、当時1便しかなかったJALの東京-とかち帯広線では仕事をやりくりしても時刻が合わなかったことから、木曜日の夜に仕事を済ませてから新千歳行きのJAL機で発って、新千歳からJRの快速電車で一旦札幌に出て、札幌始発の夜行特急「まりも」で帯広に向かいました。帯広には3:00AM過ぎに着いたのですが、6:00になれば駅前からサービスパークのある北愛国までシャトルバスが出ていたものです。ステージ観戦はサービスパークから別のシャトルバスに乗っていきました。このルートは日曜日にしか休みが取れない人向きではあります。札幌に出ずとも、羽田から新千歳行きの最終便に乗って、空港駅からJR千歳線の南千歳に出れば「まりも」に乗れることは一緒です。尚、札幌-帯広間には夜行高速バスが運行されていないので、夜間移動と言うことでしたら鉄道利用か、新千歳空港でレンタカーを手配して帯広まで自走する他はないようです。

レグ3最終日の日曜は帯広の西側の新得町や清水町の近辺で行われるので、特急が止まるJR新得駅付近でも情報が得られそうです。帯広まで行ってもフレクシーサービスのある北愛国までシャトルバスが出ると思いますので、朝着いたらスタート前のサービスを見てから新得のステージまで別のシャトルバスで行けばイイかもしれません。

モデルコース8

東京国際空港(羽田)20:10発→(JAL539便)→新千歳空港21:40着/22:00発→(快速エアポート221号)→札幌22:39着/23:00発→(特急まりも)→帯広3:19着
※新千歳空港-札幌の乗車券を買って、札幌で一旦改札を出る必要があります。

モデルコース9 東京国際空港(羽田)21:00発→(AIR DO25便)→新千歳空港22:30着/22:50発→(快速エアポート225号)→南千歳22:53着/23:43発→(特急まりも)→帯広3:19着

このモデルコースは平成16年5月現在のものです。ラリー開催時期が近づけばもう少し詳しい内容を書くかも知れません。北海道ちほく高原鉄道やバス会社が臨時便を走らせる場合だってありますので、ご注意を。交通機関のチケット類は発売開始日になったら出来るだけ早めに確保しましょう。特にエアチケットは早めに確保すればチケット代金が安くなる場合もあります。JAL、ANAのWEBサイトをこまめにチェックしましょう。

ここまで書いておいて、管理人がRALLY JAPANに行くのかどうか聞かれるかも知れませんが、少なくとも2004年に限っては行くことはありません。来年JWRCのタイトルが掛かれば行くことになると思いますが、そもそも来年もRALLY JAPANがWRCであるとは限りません。WRCタイトルが1度か2度掛かっただけで翌年には掛からなかった例は数多くあります。全16戦と只でさえ多いのですから、スバルとミツビシの本国とは言えそれが必ずしも「不動」ということはないと思います。